
一日に必要なタンパク質量は、成人男子で70g、成人女性で60gとされています。
タンパク質と言うと、すぐに肉や魚を連想しますが、実はご飯などの穀類や、大豆製品、卵にも含まれています。
平均的な食事として、一日に
・ご飯茶碗3倍で、タンパク質20g
・卵一個で、7g
・豆腐1/4丁で、7g
・納豆1パックで、7g
・魚一切れ100gで、20g
・肉150gで、30g
のタンパク質を摂るとすると、一日およそ90㎏のタンパク質を摂ることになり、数字上は十分足りていることになります。
しかし、問題はその中身です。
タンパク質は、約20種類のアミノ酸から構成されますが、そのうち9種類は体内で合成できずに外部から取り入れる必要があります。
この9種類は必須アミノ酸と呼ばれ、これらを多く含む食品のタンパク質が良質とされています。
この点では、ご飯のタンパク質は良質とは言えず、魚や肉のように、人体に近い食品のタンパク質の方が良質と言えます。
また、消化吸収の問題もあります。
食べ物のタンパク質が100%消化吸収されるわけではありません。
食品によって、あるいは体質によっては消化吸収されにくいタンパク質もありうるのです。
実際には、体内に取り入れられるタンパク質量を正確に計ることができないのです。
しかるに、
食べ物からタンパク質を十分とっているつもりでも、実際にはタンパク質不足に陥るわけです。
特に、アスリートの人たちはタンパク質を多めに摂る必要があります。
けれども、それを肉で補おうとすると、結構沢山の肉を食べなければならず、お金もかかります。
また、肉や魚には良質なタンパク質が豊富ですが、脂肪などの余計なものも豊富です。
そこでプロテインのサプリメントが有用になるのです。
プロテインサプリは良質のたんぱく質からなり、消化吸収も良いように作られています。健康のために、あるいはスポーツをより楽しむために、プロテインサプリを活用すると良いです。
(ただし、摂り過ぎもいけませんよ、念のため)
個人差はありますが、一般人なら一日10gのプロテインを飲むと良いでしょう。
(メーカーのガイドラインに従ってくださいね)

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